今日ニュースや新聞の一面は、ひとつの事に話題が集中していました。
『原発避難区域内』の閉鎖。
今日午前0時から、もうこの場所には誰も行けません。私は、この記事を見て思いました。誰も予想などしていなかった天災により、沢山の命を始め、今までに築き上げた物や思い出が一瞬にして失われる。そして、形としてあるものも閉鎖により全てをその場に残す。そして、そこにまだ存在する命も置いてこなくてはいけない。
閉鎖になるということは安全性を考えそういう結果になったこと。しかし、それが正しい事なのか?
その決断は、ホントに最後の最後で下す決断で、もう少し何か違う決断は出来なかったのかと思ってしまいます。被災者の方達の気持ちは絶対に私達には分からないこと。
実際に経験していないから。
その気持ちは、一生心の中に残るでしょう。
動物達も。
今はすでに選択肢のない現実。助かる命も消えていく。
何が正しいのか、何が正しくないのかは難しい事だと思います。
けれど、せめていくつかの選択肢があれば、『死』、『失う』、だけにはならないのではないでしょうか?
難し過ぎる問題。
しかし、何かを変えなければきっと何年もこのままになってしまうでしょう。
正しい答えはきっと見つからないでしょう。
でも、今は自分が正しいと思うことを一人一人がしていく事。
それが、私は正しい答えなのだと思います。
kayo